2020年9月9日現在、日本からシンガポールに来るとStay Home Notice/SHNという14日間の強制隔離に合います。
8月13日にシンガポールを訪問した茂木敏充外相。シンガポールのバラクリシュナン外相と会談し、両国が実施しているCOVID-19による出入国制限の一部を、9月より緩和することで合意していました。
短期出張者向けと長期滞在者向けの2つの枠組みを用意する予定となっていたはずが、日本での第2波が広がり「低リスク」扱いにはなりませんでした。
シンガポールは入国すると14日間の強制隔離
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日本からチャンギ国際空港に到着するとイミグレーションはガラガラ。防護服のような物を着ているスタッフが待ち受けているのかと思いきや、普通にマスクをしたスタッフがいるだけとなっています。
新規採用スタッフが日本から入国の際に必要な書類はこちらでした。
•IPAレター(ビザ許可証)
•MOM入国許可証(入国1ヶ月前より申請可)
•ICA申告書(入国3日前より申請可)
ハードコピーが必要とありましたが、PDFファイルを持っていれば、大丈夫なようです。
SHN会場となるホテルは、到着するまでどこになるかわからない。というシンガポール政府からのサプライズ‼️基本的には4、もしくは5つ星ホテルが会場となっています。
14日間過ごすホテルがどこになるかわからないというのは、不正防止のためなのでしょうか?
弊社新スタッフが連れてこられたホテルはJW MARRIOTTでした。比較的新しいホテルなので当たりです。
空港からホテルへの移動は特別な加工が施された車などではなく、普通のワゴン車で行われます。
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ホテルに着くとSHNにかかる費用の紙が渡されます。
•PCR検査代$200
•14日間のホテル滞在、飲食代で$2000
現地採用の人たちは自己負担になる人も多いようで、子供と大人が同じ費用だったり、複数人同じ部屋なのに人数×$2000されていたりと問題は多々。
交渉すると政府持ちにしてもらえたり、値段を安くしてもらえた。なんて例もあるそうです!
政府やホテルからしても、状況が目まぐるしく変わる中、急遽始まった政策なだけにてんやわんやですよね。
PCR検査の日程などはあらかじめ決められておらず、ホテルについてから通達があります。
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荷物や食べ物の差し入れも可能となっています。ホテルまで行くと、入り口に受付があり、受付表に記入をします。ドリアンや匂いの強いもの、調理が必要なものは受け付けてもらえません。
政府からSHN確認連絡のために使うSIMカードも、ホテルのフロント経由で部屋に届けてもらいます。
パン、ヨーグルト、チョコとスナック、シンガポールの本を差し入れをしてきました👍
14日間もの間、外の空気も吸えず、1人で部屋にいないといけないのは精神的に相当なストレスなはず💦
というわけで、ホテルの外から様子を伺ってみることに。
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電話をしながら窓際に来てもらうと、こんなサイズで本人を確認することができました。
#SHN頑張れっ!!
部屋の中はというと、結構快適な様子。ホテルではあるものの、ルームクリーニング等も一切行われず、誰の侵入も認められていないこの空間は、もしかしたら世界で1番安全な場所かもしれません。
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そして、ホテルでは献立表が用意されています。朝食は洋食系、昼夕食はシンガポールのローカルフードが提供されるみたいです。
ご飯は提供されるものの、口に合わない場合は、フードパンダ、デリバルー、グラブフードなどのオーダーも可となっています。
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ようこそシンガポールに🇸🇬
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SHNが始まって3日後、
ついにMOMからの連絡が始まりました。電話がかかってくる前にはSMSにて連絡が来るようです。
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りゅーまるこブログ/SHN 強制隔離の実態
WhatsAppで連絡が来ると噂で聞いていましたが、どうやら実態はSMSだったようです。
テキストが届いた数分後に電話がかかってきます。もちろん電話での連絡は英語ですが、受け答えができないと、日本人?中国人?と聞かれ電話を切られます。その後、日本語が少し話せる人から再度電話が来るようです。シンガポール親切だな。
聞かれる内容はすごくシンプル
•ホテルの部屋番号
•何人でホテルの部屋にいるか?
•VISAの種類は何か?
•FIN No/ビザの番号
•SMSはちゃんと届いてるか?
毎日この5つの質問を受け続けます。電話がかかってくる時間帯はバラバラで、夕方〜夜(20〜21時)にかけて多くかかってきます。
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りゅーまるこブログ/SHN 強制隔離の実態
ホテルで提供される食べ物はやはり油っぽいものが多いので、差し入れにはサラダ、フルーツ、豆乳などが喜ばれました。
SHN開始から10日後、
ついにPCR検査が実施されました。
JW MARRIOTTホテルの場合は、ホテルの屋上にてPCR検査を行なっていました。確かに密にはならないけど、屋上ってすごいな。
他のホテルでは、ホテルロビー、テニスコートなどで行なっているようです。やはり密にならないような場所で行うみたいです。
移動するために利用したエレベーターなどは、すぐに係の人によってアルコール消毒が行われます。徹底されてる。
写真を撮ることが認められておらず、ブログにはアップできません😢検査官たちはみんな防護服を着用しており、なかなか重々しい雰囲気で行われているそうです。
シンガポールでのPCR検査方法は、長ーい棒を鼻の奥のほーうに差し込まれます。両方の鼻の穴を攻めてくるそうで、半日経過しても痛みと違和感が残るようです。
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