富裕層に極振り、日本食レストランTAKAYAMA 高山
《TAKAYAMA 高山 雰囲気》
もうすぐオープンから3年を迎える、高山シンガポールについに行ってきました。MRTダウンタウン駅、タンジョンパガー駅から徒歩10分ほどの位置にあるOUEダウンタウンのタンジョンパガーよりの1階にお店配置しています。
外からは一切見えないようなつくりになっており、店内に入るまではどんな内装をしているのか全くわかりません。その分店内は高級レストランでありながら、変な緊張感はなく、めちゃくちゃ居心地良くなっています。オーナーシェフの高山太郎さんも気さくに話かけてくれます。高山太郎と彫り込まれた、赤と金の立派な箸置きも印象的です。
営業時間は12:00-14:30、18:30-22:00となっており、月曜日のランチは営業していません。
高山シンガポールにはディナーメニューが一つしかなく、$280++。毎月コース内容が変わるということで、どんなものが出てくるのか楽しみでなりません!!
ランチも同様に$190++です。予約の際に食べられないものを聞いてくれる丁寧さがあります。
《TAKAYAMA 高山 メニュー》
というわけでも高山のお任せ$280++コースの始まりです。毎月内容が変わるので同じものは出てこないかもしれないですが、参考までにご覧ください。
appetizer Uni/Apple
ウニの上にりんごが添えられています。その横には毛蟹のお肉がちょっと、そしてその上にいくらが。
hot appetizer Shirako
白子松茸。上品なお皿に乗っけられてましたが、一口で食べてやりました。臭み0で見た目によらず薄味です。
Otukuri
真鯛に淡雪塩がかけられています。こんなお塩食べたことない!舌に触れると溶けて上品な塩の味だけが残りました。
北海道のブリにポン酢をかけていただきます。あまりに美味しそうだったので写真を撮るのを忘れて、1切れ食べてしまいました。ゆずがかかっています。
鹿児島の本鮪、部位は大トロ。自家製のお醤油でいただきます。ちょっと甘めなお醤油でトロの脂身をいい感じに引き立てていました。
Monaka
カウンターの目の前に置かれていた七輪で焼いてくれました。サックサクのモナカの中にはフォアグラアイスクリーム、奈良漬、最高に熟した柿、シソの花が入っています。
Grilled
火のついた炭で押し焼きにされた金目鯛。クリのペーストと蒸したクリの削りにシソオイル、黒七味で味付け!シンガポールにいながら日本の秋を味わいます。
Refreshment
2年間寝かせた熟成そうめん。ちょー細麺で酢橘がいい感じ。これだけで商品化して欲しいほどもっと食べたい!熟成そうめんというものがこの世にあることを初めて知りました。
Main Course
黒トリュフを煮出したスープに熊本県産の和牛。はい。しゃぶしゃぶです。イタリアのアルバ白トリュフのスライスふんだんに入れてくれます。普段はキノコが苦手で食べないですが、苦手とか関係なく美味しい!
Donabe Rice
高級魚のどぐろと松茸の炊き込み土鍋ご飯。そこにニンジン、ほうれんそう、かぼちゃが絡められたゴマがかけられています。シジミのお味噌汁と味の染みたお漬物。おかわりをいただいてしまいました。
Fruits
静岡のマスクメロンと北海道牛乳を使った酢橘アイス。これもおかわりしたいほどのおいしさ。濃厚な牛乳の後味が酢橘という新感覚でした!
Confection
抹茶と小豆のフィナンシェ。こちらは焼き上がり直後で型に入ったまま登場。外がカリッとした食感の奥から、フワッと抹茶の濃厚な味がします。
《TAKAYAMA 高山 おまけ》
スタッフの動き、サービス、味、雰囲気全てが研ぎ澄まされていました。帰り際に玄関口までお見送りに来ていただき、お土産もくれました。客層は日本人とローカルが半々もしくはちょっとローカルが多めそうです。
サントリードラフト$18.0、獺祭ボトル$178.0でした。一人当たりの予算はサービスチャージ、GSTを足すと$330となり、そこにお酒代といった感じです。何かの記念日などにはもってこいな素敵なレストランです。
高山 TAKAYAMA
6A Shenton Way, #01-09/10 OUE Downtown Gallery, Singapore 068815
6224 0864
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