2020年3月末にオープンした、鮨健二さん。カッページプラザの1番上の階である6階に位置しています。
ひっそりと凛々しく佇む隠れ家的な鮨屋さんに、今回はお邪魔してきました。
シンガポール食レポ
〜鮨 健二〜
店内に入るとL字の大きなカウンターが目につきます。料理所を取り囲むように6-8席ほどが用意されていました。
隠れ家的なお店ですが、店内は清潔感があり居心地がすごくいいです。それもそのはず、なんたってオープンが2020年3月です。オープンしてすぐにCOVID-19の影響でロックダウンしていたので、フェーズ2 になり営業が再開されました。
実質オープンしたばかりの鮨屋さんです。
鮨健二さんの通常時の営業時間は18:00-00:00となっています。が、フェーズ2の期間は18:00-22:00と縮小営業しているようです。定休日は月曜です。
料理メニューは2コース用意されていました。ケンジさんのおすすめでこの日は鮨、刺身コースをいただくことになりました。
鮨コース $88+
鮨、刺身コース $128+
コース料理は時期により仕入れが変わるため、毎回同じラインナップではないようですが、ご参考までに、この日出していただいたお食事を紹介していきます。
きのこの和物と蛸わさび
シンガポールでいくつかのお寿司屋さんの立ち上げをしてきたケンジさん、全てのメニューをローカルのお客さんには英語で説明しながらサーブしていました。
味はもちろん美味しかったですが、一品一品料理の説明をしてもらえると、美味しさをより楽しむことができますよね🤩
数の子昆布、茶碗蒸し
日本での料理人としての下積みが、懐石料理だったこともあり、先付け、お凌ぎ(おしのぎ)、お碗という順番でご飯が進んでいきました。
この後にお刺身5品が出てまいりました。
中トロ、鯛昆布締め、ホタテ、縞鯵、甘海老
となっていました。縞鯵の脂の乗り方がすごく、こんなに甘い縞鯵のお刺身を初めて食べました。
お刺身は三重県産の醸造醤油でいただきます。
お寿司は全部で7貫出していただきました。ツブ貝、蒸し海老、イカ、サバ、赤身、炙り穴子、大トロ炙りのラインナップです。
醤油は鰹節と昆布、日本酒でお寿司に合うように整えられていました。
はじめに出していただいた、ツブ貝がコリッコリでめちゃくちゃいい食感。臭みも一切なく、ひっさしぶりに美味しい貝を食べれました。
イカは瀬戸内の藻塩と酢橘でさっぱりとした味に仕上げられていました。
シメサバには白板昆布/テラコブが乗せられており、青魚特有の香りがマイルドにしてなっていました。青魚が苦手な人でも食べられるように趣向が凝らされています!
赤身、炙り穴子、大トロ炙りは写真を見ていただければ美味しかったことが伝わるかと思います。
シャリに使うお酢で、最近の流行りは赤酢のようですが、鮨 健二では赤酢と白酢をブレンドしていました。
シャリの主張が強すぎると魚に申し訳ないので、バランスをとってますとケンジさんがおっしゃっていました。
ウニといくらの痛風小丼、トロ巻き、御味噌汁で締めていただきました。大、大、大満足の内容でした。
オーナーシェフのケンジさんは、仕入れからご自身で担当しており、シンガポールだからこの値段になっても仕方ない。という概念を持たないようにしているとか。値段に見合った、値段以上の質を提供するためにめちゃくちゃこだわっていらっしゃいました‼️
鮨 健二 Sushi Kenji
5 Koek road #06-03 Cuppage plaza Singapore 228796
90123151
Monday Close
18:00-00:00(22:00)
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