モロッコ世界遺産フェズ旧市街そしてその中にあるタンネリなめし革工場
鉄道ONCF
真っ暗闇の中5:30発のONCFに乗りCasa VoyageursからFesに向かいます。今回は約4時間乗るので1stクラスチケットを購入。DH165(約1900円)でした。空港からカサボイジャーズまでは30分なので2ndクラスをチョイスしてました。よく違いもわからず買いましたが、指定席と自由席の差みたいな感じですかね?1stクラスは個室6席で空きがちらほらあります。
2ndクラスは個室8席ですごい感じになってます。
海沿いを走るので海見れるかなー?と思ってましたが全く見れなかったです。トイレはこんな感じ。
便器の中を覗くとただ線路に流れるようになっです。とんでもない作りです。線路への動物避け?
ONCF鉄道の予約はオンラインでもその場で購入もできました。
オープンテラスで朝食
フェズ駅に到着。昨日は涼しかったですが少し北上してきて気温が上がってます。半袖短パンで少し暑いです。
電車はどの駅にも定刻通りに着きました。電車から降りると目の前にいくつものオレンジの木が!オレンジって自然とできるものなのか。どおりで街中に絞ったオレンジジュースを売っている人が多いわけだ。
とかおもいつつ、駅構内にてスポーツドリンク、エナジードリンク、グミを買いました。駅でもモザイクタイルが装飾されてます。
3つでDH58(約660円)モロッコにしては高い。駅からまっすぐ歩くとガソリンスタンドがあり、そこを左に行ったところにオープンカフェがあったので朝食をとることにしました。カプチーノとマフィでDH11(約120円)
空いているカフェの席には猫が座っています。
フェズ旧市街タンネリ/なめし革工場
フェズ駅からタクシーで15分DH20(約220円)ほどの位置にある、世界遺産フェズの旧市街フェズ・エル・バリにあるタンネリ/なめし革工場に行ってきます。
タンネリの正式名所はタンネリ・ショワラといい、フランス語で「なめし革工場」という意味です。フェズ川の水を利用して手作りの皮革製造業が営まれています。ついてびっくりアンモニアのとんでもない臭い。ブー・ジュルード門から入ってくるとなめし革工場の場所がわかりにくいかもしれませんがアンモニア臭がする方に近づいていくと辿り着けますので心配なく!旧市街では犬も人ものんびりしています。
通り一帯に案内人にがいて声をかけてきます。エントランスDH10(¥110)を支払うと建物の屋上に連れて行ってくれます。何階分登るのかもよくわからず登らさせられてます。
匂いが強烈すぎる時はミントの葉が渡され、鼻に詰めておけと言われます。屋上に着く圧巻!外からは全く見えなかったのですか建物の内側にはポットがいっぱい。案内人がなめし革製造の工程や歴史を説明してくれました。
扱っている皮は羊、山羊、牛、ラクダの四種類です。完全に動物愛護団体からは嫌われています。
1.鳥のフンで皮を柔らかく
2.手洗いで洗浄
3.自然の染料で色染め
4.強い日差しの下乾燥
5.室内でさらに柔らかくする処理
の5工程に分かれているんだそうです。自分的にはこういう作業いつまでも見てられます。
フェズ旧市街のなめし革工場は500年以上の伝統を誇る公共施設で、色付けは今までオーガニックのものしか使っていないと言っていました。なんで案内なんだ?と思ってましたが話を聞けて面白かったです。案内ありがとう👍
屋上での見学を終えると案内人の本職の時間。自分のお店にて革製品を買わないか?と勧めてきます。
皮者のジャケットからお財布、モロッコの代名詞バブーシュやクッションカバーまで置いてあります。
確かに手触りはどれも柔らかいし、皮のいい匂いがするのですがデザインがイマイチ、、買えないや、ごめん。
旧市街Fesسيديموسىsidi moussa،Fes
そのあとは旧市街をふらふら。そこら中に猫がいます。迷宮都市と称されていましたが川に向かって降って行くだけと考えれば迷いませんよー。
スカーフ屋さんやアルガンオイル屋さんなどさまざまなお店が立ち並んでいます。レストランなんかも可愛い感じです😍
しかし、写真を撮ろうとすると大抵断られます。写真はスピリットを抜き取るという言い伝えがあるので写真に撮られることをあまり好まないんだそうです。もし撮りたい場合は一声かけると笑顔でいいよ!と言ってくれる人もいます。
高速バスCTM
フェズ旧市街、タンネリを楽しんで今度はCTM高速バスターミナルに行きます。
位置関係はこんな感じ。フェズ駅方面に戻ると言った方が正しいかもしれないです。
フェズ旧市街からCTMバス乗り場まではタクシーでDH19(¥210)でした。
ここからさらに北上し青い町Chaouen/シャウエンに向かいます。フェズからシャウエンまではバスで4時間DH63(¥700)です。格安!
バスターミナルでは出発時間の30分前から荷物の預かりをしてくれます。お金払ってでもその前から預けたいと言っても断られました。きっちりしています👍ターミナルは綺麗ですが何もありません。
冷房もないし、トイレも有料DH5(¥55)、ここでぼーっとしてるのはもったいない。ということでバスの時間まで4時間あったので昼食にしよう!ふらふらしているとパン屋さんがありました。パンには蜂が集りまくってます。
天然のものを使っていて美味しい証拠かもしれません。ローカルの方達は気にすることもなく買っていきます。蜂に人間にも人気店です。道端でタジン鍋を使って調理したりもしてます。
さすがは本場モロッコ。野菜食べたいなーとおもい、サラダを頼むとこれが出てきました。
よく言えばロコモコの先祖!やはりアフリカ、あまり野菜が手に入らないのでしょう😢日本の美味しい野菜をモロッコで売ることができればみんな感動するはずです!
バスの中はこんな感じです。
冷房も効いているし結構快適。ではこれから4時間バスに乗りシェフシャウエンへと向かいます😚バスから見える景色は荒野って感じです。
時々馬や羊、ロバなどがいたりします。アメリカのルート66のようにただひたすらにまっすぐ。そしてそのあとは山道でくねくね。
予約はオンラインでもその場ででもできます。
http://www.ctm.ma/en
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