今、シンガポールの永住権を取るための申請中です。そんなことを話していると、日本人をやめてシンガポール人になるの?という質問をよくされますが、、答えはNoです。
シンガポール永住権〜メリット、デメリット〜
シンガポールの永住権とは何か知っておくと面白いかもしれません。
永住権ってなに!?
シンガポールにはPR(Permanent Residence)パスと呼ばれる永住権が存在しています。
永住権は日本のパスポートを保持したまま、手にすることができます!簡単に言えば、日本人のまま、シンガポールに滞在することができる、特別な滞在許可証です。
ただし、働くことが目的のEPなどとは違い、基本的には永住することが目的となっています。
永住権を維持したままシンガポールをベースに出国・再入国する場合は再入国許可/Re-Entry Permitを取得しなければなりません😳
再入国許可には有効期限があり、もし再入国許可を得ず出国したり、再入国期限を超えて海外にいる場合、永住権が失なわれてしまいます‼️
永住だけど永久ではないんです。
PRを取るメリット
永住権のメリットは、EPなどの就労許可が不要となることが挙げられます。仕事を変えたり、退職しても再度労働許可を取得する必要がなくなります。そして、就労が一か所に縛られないつまり、副業が認められます。
また、PRホルダー/永住権者はシンガポール国民とほぼ同等の福祉サービス、
CPF(Central Provident Fund)日本でいう年金のような制度への加入
夫婦などPR保持者が2名揃えば、HDBの購入が可能
永住権者対象の各種コースの奨学金や職業訓練のための補助金などが挙げられます。
起業家からすると、会社設立が楽になったり、イニシャルコストの補填されたりなどメリットしかありません‼️なので、自分の場合は個人のためというより、仕事のために取得。という側面がかなりでかいです。
義務
永住権取得に伴う義務ももちろんあります。
メリットであげた、CPFへの加入は義務でもあります。しかしこのCPFは日本の年金とは大違いで、利率がめちゃくちゃ高いんです🥺保険屋が販売している積立型の保険よりも利率が高い、厚生年金保険と考えてもらえればわかりやすいと思います‼️しかも個人負担分は非課税となります。
EPとPRで同じ給与の仕事を5年間した場合、差は8桁円になるとも言われています。
ナショナルサービス/徴兵の義務もあります。但し、第一世代つまり本人は免除されます。
一方、親の永住権申請に含まれて自動的に永住権を取得した第二世代、つまり子は免除されません。
この辺少しややこしいのですが、PRを取得したのち、子が産まれた場合、その子は自動的にPRではなく、別のビザとなるため、徴兵対象ではないです😊
シンガポールでカジノに入る際、$100の手数料が必要となります
死亡してしまった場合の臓器提供
その他個別の法律ごとに永住権者に適用される法的義務があるみたいでする。
例えば、シンガポール永住権者に対しては、国内外問わず、禁止ドラッグを摂取した場合も、シンガポールの刑罰が適用されます。
ドラッグに対してシンガポールはめちゃくちゃ厳しいです‼️
18歳以上で以下のドラッグを所持している場合、絞首刑になります。外国人観光客も対象です。
シンガポーリアンとの違い
シンガポール国民とのもっとも大きな違いは、永住権を保持していても、シンガポールの政治に参加する権利が認められないことです。
逆に、日本国民として、日本の国政選挙に投票することは可能となっています!
シンガポールの永住権〜応募資格〜
コロナの影響でPR申請者続出?
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