今まで生きてきた中で、何回かの恐怖体験をしてきました。
コロナによる美容室営業停止もその一つだったのかもしれません。
マレーシアの会社を潰す決断をした喪失感がそうだったのかもしれません。
フットサルをやり過ぎて、右膝前十字靭帯断裂、半月板損傷した絶望感がそうだったかもしれません。
海外生活1年目に味わった、英語が全く話せない中カナダ人の接客をした日々の無力感がそうだったのかもしれません。
社会人1年目に味わった、社会、会社からの洗礼もそうだったのかもしれません。
バイクでスリップして、対向車線に体が飛んでった時がそうだったのかもしれません。
思い返してみると、いろんなタイプの恐怖体験があったけど、
この6つは、その後にどうなるのかの結果がだいたいわかるものだったので、
トラウマとまではいかない感じでした。
これを超す自分の中の【トラウマ】をつくりだした恐怖体験は、
ある一本の映画からきています。
高校3年生だったか、専門学校1年生の時にその映画とは出会いました。
2003年に公開された東京ゴッドファーザーズ
映画の内容的には、
いろいろな理由から、ホームレスになった3人が、ゴミ捨て場で拾ったこどもを育てる?親探しをする?そんな内容でした。
多分、映画の終わりは、空想の世界ならではなハッピーエンドだった気がしますが、
今観たらなんとも思わないのかもしれないけど、当時の自分には恐怖すぎて、エンディングまでは覚えていません。
主人公の3人のホームレス生活、良いことをしようとしているのに勘違いされている様、周りからの反応、が自分の中の恐怖スイッチをonにしました。
この映画を観て、多分自分はこのままだとホームレスになるかもしれないと、
当時の自分から、ホームレスになるまでの道筋が頭の中で簡単に想像できて、一種のトラウマのような出来事となりました。
何かで成果を出し続けないと、
進化し続けないと、
前を向き続けないと、
目標を諦めた瞬間、
自分は絶対にホームレスになってしまう。という謎な感情が、今でも心のどこかにあります。
そうなりたくないと思う、自分の想像への反抗心が今の自分の中の一つの原動力だったり‼️
自分の中での1番の人生失敗シナリオは、
破産?倒産?することでも、多額の借金をすることでもなく、
何も成果を上げれない、進化できない、前を向けない、目標を諦める
ことなんだなと教えてくれた、自分にとってはある意味で素敵な映画でした🎬
#東京ゴッドファーザーズ
トラウマ、恐怖体験も深掘りしてみると、いい力に変えれますよね🤩
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