東南アジアでは、普通に日常生活を送っていると急に体調が悪くなる日がやってきます。
シンガポールではデング熱もその一つですが、それよりも一般的なもの、、
そう、それは食中毒です。
胸焼けがし、お腹を下し、高熱が出ます。
滞在期間が長くなってくると、食中毒になったときに、あっ!多分あれだ。となぜか閃くようになってきます。これは野生の感?
しかし、たかが食中毒と侮ることなかれ。食中毒で入院、最悪の場合死に至る可能性もあるほど強烈です。シンガポールでは集団食中毒が起こってしまうことも多々あります。
Googleで「シンガポール 食中毒」と検索すると死亡と表示されるようになっていました。
シンガポールで気をつけるべき食中毒
シンガポールでよく起こる食中毒といえば、家庭でのご飯ではなく、飲食店で起こっています。
りゅーまるこはシンガポール生活7年目。これまでに4.5回食中毒を起こした経験があります。お医者さんに行き、何が原因かを調べたことはないので多分これだろうな、という食材となったものをご紹介します。
まずは生肉。
日本では販売停止となってしまった、ユッケがまだ食べられるシンガポール。自分はユッケではなく別の生肉を食べて食中毒になりました。丸2日間下から撃沈してました。高熱が出たのが印象的でした!
次に豆苗。
炒められた豆苗でしたが、なんか食べている時からいつもと違う味がするなー。とは思いつつも人気のあるいつもいくお店なので気にせず食べてました。その後5日間下から撃沈。こんなに治らないなんてことあるの?というくらいずーっと胃がムカムカしていました。
そして、坦々麺。
夕方に$50くらいする坦々麺を食べた後、その日の夜にそのまま上から撃沈。多分上に乗っていたお肉が原因。あまり長引かず、2日後には元気になっていましたが、$50払って超高級坦々麺を食べたのちに、胸焼け起こして食べてなかったことになるってどういうこと?と悲しい気持ちになりました。
天丼
夕方に天丼を食べ、その日の夜、寝ているときに急に上から撃沈。かなり激しい目眩がしていた記憶があります。
記憶に残っているのはこのくらいです。
友人たちから聞いた話では、ホーカーのオイスターオムレツで当たっている人がかなり多いなと感じます。
温泉卵のような半熟卵が原因だったっていうのもよく聞きます。
そして、地味にカレー。
オイスターオムレツもカレーもシンガポールでは一般的に売られていますし、ローカルからも結構人気です。日本人だからかかるのかな?という疑問も。
時々、開店前の飲食店を通り過ぎると、卸業者から配達された食材が、炎天下のお店の外に置かれていることがあったりしませんか?
原因となる菌や食材を調べてみると、潜伏期間や罹病期間(病気にかかっている期間)が違うみたいです。
セレウス菌
A) 短時間型 (嘔吐型、食品内毒素型)
潜伏期間: 約1-6時間
罹病期間: 約2-10時間
主な原因食品: 常温で保存された米飯、スパゲティーなど
症状: 嘔吐、下痢、腹痛
B) 長時間型 (下痢型、生体内毒素型)
潜伏期間: 約6-14時間
罹病期間: 約16-48時間
主な原因食品: 肉、サラダ、チキンスープ
症状: 下痢、嘔吐
ウエルシュ菌
潜伏期間: 約8-24時間
罹病期間: 約1-2日
主な原因食品: カレー、スープ、肉団子、チャーシューや冷やし中華など一度加熱調理した後、冷凍保存したもの、密封容器にいれた肉料理加工品など。
症状: 水様性下痢、腹痛。(発熱や嘔吐はまれ)
サルモネラ菌
潜伏期間: 約6-48時間
罹病期間: 約1-16日
主な原因食品: 卵、家禽、牛肉、乳製品
症状: 腹痛、嘔気、嘔吐、発熱、水様性下痢。AIDS、胃の手術の既往のある方、過敏性腸症候群の方は症状が強くでることがある。
腸炎ビブリオ
潜伏期間: 約3時間から72時間
罹病期間: 約3日
主な原因食品: 牡蠣、かに、貝
症状: 下痢、腹痛、嘔吐、発熱、倦怠感、寒気、頭痛
本来なら医者に行くのがいいのでしょうが、医者に行く余裕があるなら家で寝てたい。といつも考えてしまい、行ったことがありません。
汗を書くために上下スウェットで寝て、
ポカリ、ゼリー系飲料を飲みまくり、お蕎麦を食べて回復するのが自分流です。
原因がはっきりとわかれば、飲食店にもこれが原因でした!と伝えられるのに、体調次第の部分もあるし、多分程度の予測で正確な情報でもないし、次にお店に行きづらくなるのもあって、言えないこのもどかしさ。
もちろん飲食店もそうならないように最新の注意を払っているのはわかっていますし。
やはりちゃんと病院に行くべきなのか、そのお店に伝えるべきなのか、この辺りみんなはどうしてるのか気になっています。。
誰か教えてください‼️
コメント