シンガポールでは4月7日から、サーキットブレーカー政策が始まり、100あった世の中の20%のビジネスだけが営業している、というような状況でした。そして昨日、サーキットブレーカー期限延長/セカンドブレーカー突入の発表があり、営業している業態を、20%から15%に引き下げると言っていました。ひとまずこの状態を6月1日まで保ち、もし途中でCOVID-19新規感染者が一桁台になれば、戻す可能性もあるようです。
ところで、サーキットブレーカーって何?と日本に住んでいる人は感じるでしょう。多少の違いはありますが、日本でいう緊急事態宣言と考えてもらえればと思います。
そしてその発表から4時間後の20時ごろ、17ページに及ぶ文章により、細かい決まりが打ち出されました。
新しいCOVID-19の対策として、シンガポールにある全ての美容室、理容室は営業停止となりました。
そして、サーキットブレーカー政策発表の時と同じように21日23:59までに髪を切ろうと予約の連絡が殺到。次の日から決行ということもあり、予約をいただいていたお客さんの対応や、そろそろ髪を切る周期の友人などのカットをするために急いでサロンへいき、23:59ピッタリまで働きました。
時系列とニュースで見る、シンガポール美容室、営業停止までの流れ
2019,12,31 世界で初めてコロナウイルスのニュースが流れる
→シンガポール美容室は緩やかな年末休み
2020,01,23 中国、武漢の都市封鎖
→シンガポールの美容室はチャイニーズニューイヤーに向けて大忙し
2020,02,08 武漢市で入院中だった日本人男性がコロナウイルス感染により死亡
→シンガポール美容室はチャイニーズニューイヤー後のバケーション期間。そしてこの頃からコロナウイルスではなくCOVID-19と呼ばれるように。
2020,02,19 クルーズ船ダイアモンド•プリンセス号から乗客の下船が開始
→シンガポール美容室は普段の2月よりも少し暇だなということに気がつき始める
2020,02,28 ディズニーランドが3月15日までの休業を発表
→シンガポール美容室ではキャンセルが続出。店舗営業ではセーフディスタンスのマーキング、マスク着用、手指消毒、体温チェックなどが開始
2020,03,15 アメリカが国家非常事態を宣言
→シンガポール美容室は在宅勤務の影響を受け、オフィスに近い店は暇に、住宅地に近い店は忙しくなる傾向に。日本からの入国者は14日間の自宅待機命令。
2020,03,25 オリンピック延期発表
→シンガポール美容室は今後COVID-19に対して営業停止等があるのではと噂されるようになり、保障給の設定などが調整され始めた
2020,03,29 志村けんさん死去
→シンガポール美容室では、過去最低の週末の売り上げとなった
2020,04,03 COVID-19の感染者数が世界で100万人を超える
→シンガポールの美容室では政府からのサーキットブレーカー政策発表を受け、4月7日からカットのみの営業になることが決定。発表直後より、予約連絡が殺到。
2020,04,07 安倍首相による緊急事態宣言
→シンガポール美容室ではカットのみの営業がスタート。1日に2-3人のお客さんの来店となり、多くても5-6人という状況に。
2020,04,21
→シンガポールの美容室は、政府の発表より4時間後の20:00、文面による追記で、翌日より営業停止となることを知る。お店に大慌てでとんぼ返り。友人や常連さん、今週入っていたお客さんなどに連絡し、23:59までに可能な限りの人数を施術。
2020,04,22
→シンガポールの美容室、理容室は6月1日まで営業停止。
これからやるべきことは、
どう乗り切るかじゃない、どう変わるかだ!
実は今までもそうだったけど、これからはますます、変われなかった人と組織は淘汰される。
乗り越えて行こう‼️
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