永住権取得する際に1番の悩みとなるのは徴兵/ナショナルサービス。ただし、永住権を取得した後に生まれた子は、自動的にPRの取得とはなりません。
シンガポール永住権〜応募資格〜
2009年以降、PRの取得率は2009年以前と比べると50%以下になったと政府が発表しています。
シンガポールで永住権を申請する条件
実質シンガポールで働いているほとんどの人が、シンガポールの永住権を応募することができます。
- シンガポール国籍/永住権保持者の配偶者
- シンガポール国籍/永住権保持者の子供
- シンガポール国籍保持者の両親
- 労働ビザ保持者
- 学生ビザ保有者
- 国内投資、起業家
ただし、労働ビザよりもはるかに厳しい審査が待っています。
審査基準として設けられているのが、
学歴、在星年数、家族構成、収入、納税額、年齢、職業・専門知識などを基準に、シンガポールに貢献できそうな人が選ばれます。
シンガポール国籍、永住権保持者の親族
1〜3番はかなり納得の応募条件ですよね。両親がシンガポール国籍の場合はかなり高確率で永住権を取ることができるようです。
ただし、両親が永住権保持者の場合に永住権を取得できるのは、自分の周りでは50%以下くらいの確率でした。
労働ビザ保持者
4番の労働ビザ保持者が永住権を取得するのはかなり難しいようで、30%以下の確率でしか取れないと言われています。それでも30%というのはシンガポール以外の国で永住権を取る難しさと比べると、高確率と言えます。
学生ビザ保持者
5番の学生ビザ保持者が、最近の5年以内で取れたというケースを聞いたことがありません。日本人がDPやロングタームビザを保持し、シンガポールで育ったとしても断られることが多そうです。
親が永住権を申請する際に、子も一緒に申請。その子供が男の場合通りやすいという噂があります。
投資、起業家
6番の投資、起業家はある程度資産を保有している外国人向けの制度となっています。日本でもみんなが知っているような投資家などでないと通らないと言われています。
起業家の場合、直近3年間において、年商50万シンガポールドル以上の企業を経営している企業家を対象としています。
永住権申請に必要な書類
•パスポートのスキャン
•労働ビザのスキャン
•英字卒業証明
•過去6か月の給与明細
•過去3年間の所得税納税証明
•英字出生証明、英字婚姻証明書
(日本で発給された戸籍謄本をもとに、シンガポール在日本大使館で発行してもらう必要があります)
巷で噂、こんな人は取得しやすい5つの条件
10年くらい前までは気軽に取得できていたシンガポール永住権ですが、2009年から50%以下となっており、それ以降年々狭き門となっています。
•医者、弁護士などの職種もしくは高学歴者
•シンガポール在住歴が5年以上
•シンガポールで起業し、雇用を生み出している
•子供に男の子がいる
•独身で年齢が30歳以下
年間で交付される永住権の数は定められているようで、その年の応募総数、応募者人種、職種によって、取得率は大きく変わると言われています。
なので、この条件を満たしていれば絶対に取れる。という物差しは用意されていません。
親族にシンガポール国籍者がいない場合は、シンガポールの基準で優秀な人、シンガポールでの実績がある人、今後シンガポールに利益をもたらしそうな人に交付されるもののようです。
ちなみに、リジェクトされる1番の理由は、資料不足と資料記入ミスと発表されています。
一回の申請費用は$100とお安めですが、5.6回キャンセルをされている人がいる世界なので、取れたらラッキーくらいに思っておくのがおすすめです👍
シンガポールの永住権〜メリット、デメリット〜
コロナの影響でPR申請者続出?
コメント