シンガポール食レポ~ハラル居酒屋~
ハラルフードとは
ハラルフードには細かい決まりがたくさんあるんですよ!すべて覚えるのはかなり難しく、”許されているもの”ではなく、”禁じられているもの”は何かを知った方が覚えやすいです。
全面的に禁じられているのは、”豚肉”と”アルコール”。
豚肉
豚肉については厳しく禁じられています。豚肉を食べなければOKというものではなく、豚と接触したモノすべてが禁止されています。
豚を調理した道具を使って調理された食材
豚を運んだトラック、冷蔵庫で保管された食材
豚から抽出したエキスなどが含まれる調味料やスープ
などはすべてNG。豚は不浄のものとされているイスラム教では一切体内に入れてはいけないのです。パッと見ではわからない原材料や保管場所、輸送方法についても配慮が必要となると現代ではかなり難しですよね。
アルコール
アルコールは、飲料としては全面的に禁忌とされています。厳密に言えば、消毒用アルコールや発酵過程でアルコールが自然に産生される調味料(醤油やみりんなど)もNGですが、一定量の濃度が規定値以下ならばOKとする考えを持つ人もいます。
今回は厳密に管理されたハラルのための居酒屋を紹介してもらいいってきました。
行き方、雰囲気
ハラル居酒屋はアラブストリートにあります。MRTブギス駅より徒歩12.3分位です。
お店の周りには飲食店がいっぱいで、歩行者天国となっていてテーブルがたくさん並べられています。
一階席はテーブル、二階席は掘りごたつ式の内装でした。
メニュー
豚料理とアルコールがないだけで、牛、鳥、魚料理が充実しています。メニューの写真を撮りたかったのですが、iPadで注文するタイプで撮れませんでした😢
サーモンカルパッチョ$10.0
オリーブオイル感が少し強かったかな?塩っけが少しあればさらにgood‼️
味噌ビーフ$14.0
これが絶妙な焼き加減で美味しかったです。中はミディアムレア、味付けもいい具合の味噌感が出ています。
枝豆サラダ$8.0
日本人好みのドレッシングです。シンガポーリアンには枝豆ビーンズと呼ばれていました。
海鮮餃子$$8.0
中は魚肉とエビが入っています。プリプリで美味しい。
焼うどん$10.0
エビチリ?のような味がしました。
頼んだメニューを見てもらってわかるように、普通に馴染みのあるメニューが多いです。本当に豚、アルコールがないだけで他のレストランと何の変わりもありません。
商売的にはアルコールの提供ができない分利益が上がりにくいのかもしれませんが、確実に一定数からの需要は生み出せますよね!
おまけ
想像よりもはるかに馴染み深いメニューと味付けで楽しめましたが、店内が大混雑していた影響もあり1時間待って2品しかサーブしてもらえず、苦しみました💦今回は二階の掘りごたつ式の席で食べましたが、外の席で食べるのも気持ちよさそうです!
トイレはこんな感じです。
16 Bussorah St, Singapore 199437
6291 5373
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