シンガポールで経営している美容室ヘアスタジオフラミンゴ。今日はコロナの影響を受けての、今後の方針について緊急全体ミーティングを行いました。小分けにして伝えてもよかったのですが、認識の差異をなくすためにオンラインミーティングで一気に全体に広めることに。これで決定です!というよりかは、こう考えてるけどどうですか?ベースでの話として。
- 会社としてこの状況がどれくらい続くと考えるのか
- CB期間中の売り上げ見込み
- CB期間のスタッフへの保証/営業停止時の身の振り方
- 新たに始める3つのプロジェクト
この4つを固めるまでに6日かかってしまいました。とくにCB/サーキットブレーカーの発表があった3日金曜〜6日月曜はお客さんの施術をメインに行いつつ、骨組みを作り、7日火曜、8日水曜の2日間で肉付けしていった感じです。もっと早く対応できたんじゃないかと少し後悔😢ただ一旦立ち止まって様子を確認する。というのが必要と判断したため、必要な時間でした。
会社としてこの状況がどれくらい続くのか
判断材料はシンガポール以外の他の国の様子を確認、シンガポール政府が発行した新たな法律、CB発表時の声明を英文のまま確認しました。また、医療従事者からの意見なども参考にさせてもらいました。もしかしたらオーバーな捉え方をしているかもしれませんが、それくらい考えておいて、もし予想よりも早く戻ったら、ただ嬉しいってパターンで🤩2カ月間はCBが続き、状況次第で6カ月のうちにロックダウン、営業停止が起こりうる。元の状況に戻るまでにおそらく1年もしくは1年半かかると捉えることにしました。
CB期間中の売り上げ見込み
売り上げ見込みを出すことにそんなに意味あるの?当たるかどうかわからないじゃん?と感じる人もいるかもしれませんが、何となく想像するだけで見える景色って変わるものだと自分は思っています。ここ数カ月分の、店舗としての”カットのみの売り上げ”と”カットのみで来店した方の売り上げ”の比較をしてみました。これはかなりおもしろい結果でした‼️
“カットのみの売り上げ”には、複合メニューでいらっしゃった方も含め、
“カットのみで来店した方の売り上げ”には複合メニューで来店した人は含めずに出すということです。なので自ずと、カットのみの売り上げ>カットのみで来店した方の売り上げという構図になるはずです。
CB期間/営業停止時のスタッフへの保証
シンガポールの場合、新しい法律が急に発表されたり、遵守しなくてはいけない労働法、VISA規定を確認しつつ、かなり慎重になっていました。スタッフへの保証は最大限配慮したものを提示しました。みんな一つのチームとして、そこへの理解を示してくれ、いい人が集まってるなと感謝‼️ここにはスタッフへの保証内容は書けないので、自分の給与をどうしたかだけ教えちゃいます😚
シンガポールでコロナの影響が出始めたのが2月。その時点で自分の今後2カ月の減給を決定。さらにCBの影響を受け4.5月は給与の50%カット。これだけしてもやはりPLは大赤字。これは世界的な危機なので、もうどうしようもない。うまいこと乗り切ろう‼️
新たに始める3つのプロジェクト
どうしても数百万円単位の損失は免れないため、新たに3つのプロジェクトを始めることにしました!それは、
- まずは徹底したコストカット
- 減った分の売り上げの穴を少しでも埋めれる何かの模索
- 元の状態に戻ったときにシンガポールで1番スムーズにお客さんが戻ってきてくれる環境作り
3つのプロジェクトチームをつくり、各スタッフそれぞれが、もともと持っている個性を生かせるチームに入ってもらいました。んー、どんなことができるのか1人で考えるよりも文殊の知恵‼️
メッセージ
自分は経営者として、合理的に考えるタイプで、スタッフは家族だ、自分の子供だ。と思うタイプではないです。もっと経験積んだら変わるのかもしれませんが🥺ドライだなと感じさせるかもしれませんが、それでもこの会社は居心地がいい。ここで働けたから成長できた。10年後、20年後にシンガポールのあの会社で働いたから今の自分がある。と思える様な何かを伝えたい、一緒に経験したいという熱い思いはあります。
そういう意味ではチームメイトって感じが1番近いです。今後も楽しくシンガポールで仕事をしていくために、ブログ最後まで読んだあなたはフラミンゴにヘアカットだけやりに来てくださいね❤️
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